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(ラジオ出演から)part4 緑内障の治療

[2005.11.21]
むさし「これまあ、発見されたとしてですね、どういう治療を施すんですか?」
岩崎「まあ、眼圧を下げると言うことが根本ですので、それは正常眼圧(緑内障)の場合でもより下げてやる。眼圧が高い20超えるようなやつでも、(やはり)下げてやるというのが基本です。」
むさし「これは、薬の服用ですか?」
岩崎「そうですね。薬と言っても目薬ですが。」
むさし「あ、目薬なんですか?」
岩崎「ええ、目薬をさしてあげるということです。内服というのもあるんですが、ちょっと副作用が多いのであんまり長いことはしないんです。点眼を1剤、2剤、まあ、3剤までがせいぜいですかね、それをやる。それでも駄目なら、適応が有ればレーザーの手術を行う。」
むさし「あ、レーザーなんですか。」
岩崎「そうです。それでも駄目なら、切っていくような手術が必要になります。」
むさし「それで、症状が出て、だんだんひどくなって行くんでしょうけど、それの改善とか、ひどくなっていくのを防止するとかですね、有効な手だてというのは何かあるんですか?」
岩崎「今言った治療の他には、有効な手だてといったものは無いと思って頂いた方がいいと思います。それから、一度なってしまうと、基本的には二度と治らない病気ですからね。」
むさし「あ、怖いですね。」
岩崎「ま、ただね、大人になってからの病気というのは、みんな糖尿病でも高血圧でも、治らないものばかりですよね。」
むさし「う~ん・・・」
ふみ子「コントロールして行くという・・・」
岩崎「そういうことです。」
むさし「そう言われれば、そうですよね。」
岩崎「だから、そう言う意味では、高血圧だから「死ぬ、死ぬ!」っていう人は居ないわけですよ。(コントロールさえしておけば大丈夫ということを、皆さん知ってますからね)緑内障もそれと同じでね、コントロールをちゃんとしておけば、そんなに怖い病気ではないです。」
ふみ子「少しでも進行を遅らせるように、日々ご自分でコントロールなさりつつ、受診なさることですよね。」
岩崎「そういう事です。」
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