はやり目に注意しよう!
[2005.05.21]
白川分院周辺では4月下旬から現在まで非常に多くの「はやり目」の患者さんが来院されます。
「はやり目」とは一般的には流行性角結膜炎のことと考えられます。
同種の病気で咽頭結膜熱(プール熱)、急性出血性結膜炎(アポロ熱)があります。
原因としてはアデノウイルスやエンテロウイルスとわかっています。
上記ウイルスは非常に伝染力が強く注意が必要です。
患者さんの訴えは以下のようなことが多いです。
「目が開かないぐらいの目やにがでる」「目が痛い」「目が真っ赤で痛痒い」「かすんで見える」などです。
当然いくつもの症状が同時にあらわれることもあります。
また耳前リンパ節が腫れたり、潜伏期間があるので片目づつ発症するのも特徴です。
今回供覧する写真について説明します。
1枚目は結膜充血の強い典型的な「はやり目」の写真です。
2枚目は「はやり目」によって角膜障害を起こした例です。強い痛みを起こします。
3枚目は「はやり目」のため角膜炎を起こした例です。しっかりとステロイドを含む点眼薬で治療しないと”まぶしさ””かすみ”の後遺障害が残ってしまいます。
4枚目はアデノウイルス検出キットです。まぶたの粘膜を擦過して試薬につけることで15分程度で結膜内にアデノウイルスがいるか?簡便に検出できます。
特異度の高い検査とされています。
最後にお願いです。きっちりと眼科専門医に診察してもらいましょう。
この2週間で”「はやり目」になりました。”と言って来院された患者さんの中には”角膜潰瘍””虹彩炎””ヘルペス性角膜炎”など他の重症な疾患もありました。
家族の使っていた目薬を使ってました。という人もあります。薬の使い方を間違えれば病気を重症化させることもありますので注意して下さい。
「はやり目」とは一般的には流行性角結膜炎のことと考えられます。
同種の病気で咽頭結膜熱(プール熱)、急性出血性結膜炎(アポロ熱)があります。
原因としてはアデノウイルスやエンテロウイルスとわかっています。
上記ウイルスは非常に伝染力が強く注意が必要です。
患者さんの訴えは以下のようなことが多いです。
「目が開かないぐらいの目やにがでる」「目が痛い」「目が真っ赤で痛痒い」「かすんで見える」などです。
当然いくつもの症状が同時にあらわれることもあります。
また耳前リンパ節が腫れたり、潜伏期間があるので片目づつ発症するのも特徴です。
今回供覧する写真について説明します。
1枚目は結膜充血の強い典型的な「はやり目」の写真です。
2枚目は「はやり目」によって角膜障害を起こした例です。強い痛みを起こします。
3枚目は「はやり目」のため角膜炎を起こした例です。しっかりとステロイドを含む点眼薬で治療しないと”まぶしさ””かすみ”の後遺障害が残ってしまいます。
4枚目はアデノウイルス検出キットです。まぶたの粘膜を擦過して試薬につけることで15分程度で結膜内にアデノウイルスがいるか?簡便に検出できます。
特異度の高い検査とされています。
最後にお願いです。きっちりと眼科専門医に診察してもらいましょう。
この2週間で”「はやり目」になりました。”と言って来院された患者さんの中には”角膜潰瘍””虹彩炎””ヘルペス性角膜炎”など他の重症な疾患もありました。
家族の使っていた目薬を使ってました。という人もあります。薬の使い方を間違えれば病気を重症化させることもありますので注意して下さい。