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(ラジオ出演から)part7 緑内障のレーザー治療、白内障との違い

[2005.11.21]
ふみ子「それではお話をまた緑内障に戻しますけれど、正常眼圧でもそういう緑内障の危険があるということに気を付けるということですよね。それに気を付けると言うこと。それから、眼圧が上がっていって、色々治療を受けなくてはならない。だけども効果が無くって、先ほどレーザー治療っておっしゃいましたよね?これはどういう事ですか?」
岩崎「2つのタイプの緑内障に対して2つのレーザーが行われるんです。さっき言った閉塞隅角緑内障って、おばちゃんに多いって話をしましたね?それの場合は、茶眼(虹彩)の前と後ろの間に圧の差があって、隅角って房水の出口が狭くなってるんで、虹彩のどてっ腹の所にレーザーで小さい孔を空ける、レーザー虹彩切開術っていうのが行われます。もう一つは、開放隅角緑内障というタイプに行われるんですが、隅角の出口の所に「繊維柱帯」っていうメッシュ、つまりザルみたいなのがあるんですけど、そこにレーザーを当ててやってザルを広げてやって眼圧を下げてやるという、レーザー繊維柱帯形成術、そういう二つがあります。」
ふみ子「それって、入院するんでしょうか?」
岩崎「いえ、日帰り、それどころか2~30分でできるもんです」
むさし「そんなもんなんですか!白内障も何かレーザーでやりますよね?」
岩崎「いえ、白内障はレーザーではしないんです。白内障はね、やっぱり切って、吸って、縫ってっていう感じで、ちゃんとやらないといけないんです。」
むさし「そしたら、知り合いの人がレーザーやったってのは、あれは緑内障やったんですかね?」
岩崎「白内障はね、白内障の手術の後、水晶体の後嚢っていう後ろの膜を残して、そこの袋の中に眼内レンズを入れてるんですけれどね、その袋がね、手術して何年か経つと濁ってくるんです。それをレーザーでポコッと穴を空ける事が出来るんです。」
むさし「は~そうですか。色々あるんですね。」
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