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(ラジオ出演から)part2 正常眼圧緑内障とその発見

[2005.11.21]
むさし「なるほど。これは私の素人考えなんですけど、お年寄りの病気みたいに思われてましたよね?」
岩崎「そうですね、お年寄りに多いと思われていたんですけど、実はさっき眼圧が高いという話が出ましたけど、多いのは「正常眼圧緑内障」、眼圧が正常でも視神経がやられる方なんです。こういう方だと、40代でも結構居ますし、私が見た中では20代のご兄弟とか、そういう方もおられます。」
むさし「正常眼圧緑内障、眼圧が正常なのに緑内障の症状が出るという・・・・」
岩崎「そう言う方が、全体の8割以上だということが判ってきたんですね。」
むさし「それが、若い方に出るという、もちろん20代でも出るという・・」
岩崎「そういうことですね」
ふみ子「正常眼圧って言うのは、どれくらいなんですか?」
岩崎「眼圧って言うのは、だいたい正常値は10から20と言う風に言われてます。」
ふみ子「その範囲内であっても、緑内障が進んでるってことがあるということですね。」
岩崎「そういうことです。それが多いので、今まで人間ドックなんかでも、眼圧を測る、よく空気でポーンと眼にやられますよね。あれが眼圧計なんですけど、それが高いという事だけが問題だったんですけど、実際には眼圧が高いだけではなくって、視神経、さっき90度曲がっているところがあるっていいましたよね?その部分がやられたら、視神経がへこんでくるんですよ。その凹みを眼底写真を使って見た方がいいと言うことが判ってきたんですね。ただ、その凹みを見るためには眼底写真を撮らないといけない、人間ドックなんかでも眼底撮影を受けることが大切になってくるわけですね。」
むさし「なるほどね。今までの眼圧の検査だけでは見逃されてしまうということですね。」
岩崎「そういうことです。」
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