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はらぺこ院長のミナミランチ食べ歩き その3 明治軒

[2019.07.30]

ミナミには洋食の名店がたくさんあります。たぶん大正時代から昭和初期のの「大大阪」(だいおおさかと読みます)と言われた時代に洋食が流行し、その流れが戦後まで続いているのでしょう。明治軒のオムライス、はり重カレーショップ、北極星のオムライス、ニシモトの洋風弁当、自由軒のライスカリー….

今回はその中でも当院に一番近い、オムライスの名店「明治軒」を紹介しましょう。当院の一本南、清水通りにあります。

 

明治軒と言えばこれ。オムライス+串カツ。常連客はこれを「オムライ串三本セット」と呼びます。串カツは薄い豚スライスをあっさりとフライしてあり、少し酸味のあるソースがかかっています。付け合せのボイルキャベツは給食の味。まったく味が付いていないので、串カツやオムライスのソースでいただきます。串カツは3-5本まで注文でき、オムライスも小とか大とか大きさを変えられるようです。当然値段も変わります。

メインのオムライスには驚かれるかもしれません。具が全く入っておらず、ライスを特製のソース(なんだか茶色いグラタンソースみたいなのと普通のウースターソースみたいなのを混ぜておられます)を入れてフライパンで炒めておられます。それを卵で包み、また別のソースをかけています。ケチャップではありません。結構酸味が効いていますが、それでもオンリーワンの味なので、これは食べてみてください。

 

それ以外のビフカツ、チキンバスケット、銀串と言われる肉と野菜を刺して焼いたものなども色々美味しいです。私が夕食で行くときは、それらの一品+オムライス単品(中)を頼みます。9年前、母(岩崎和佳子)が最初の脳出血からリハビリして元気になった時にご馳走しました。明治軒の奥さんから

「アラー先生お久しぶり!元気になられたんですね!」

と言われて母は嬉しそうでした。当時85歳の母がぺろりとオムライス小とビフカツを平らげたのにはびっくりしました。私の食いしん坊は母からの遺伝です(笑)

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