11/28-30の三日間を使い、西心斎橋から心斎橋筋に本院を移転した。いままでは130坪あったのを、20坪×4階建ての小さな小さな、でもエレベーターと最新の耐震耐火設備を持つビルに縮小移転したのだ。当然ながらたくさんのモノを断捨離せざるを得なくなった。

 

11/28金曜日。朝９時から作業開始。とにかく物を捨てる事から始める。この５年見ていない学術雑誌や学術誌だけで本棚２台分！すべて捨てているうちに握力が無くなってくる。カルテも最低の五年間を移動させるのだが、

あの巨大な待合室が一杯だ。これを紛失させず個人情報を保護しつつ移転させられるのは日通さんだけだった。他の引っ越し屋さんは「紛失しても責任は持てません」とのこと。それでは依頼できない。夜９時に南医師会の理事会が終わって電話すると、やっと梱包が完了したとのこと。みんなヘトヘトだ。

11/29（土）夜中の間に日通さんがすべてを運んでくれていた。精密機械も多く、何社もの機械メーカーさんたちが解体→移送→組み立て→調整をしてくれている。事務長は一睡もしていないらしい。いくらヨットマンでタフといっても、倒れるぞ。皆も朝９時から作業開始。

これだけ機械があった検査室も、

ガランドウだ。

夢のようにきれいな黄葉のイチョウを望む、御堂筋沿いのオフィス。でも分不相応だったかも。これでお別れだ。

新本院では皆が段ボールの山と格闘していた。4階診察室も竣工時には

だったのに、土曜日夕方でも

この状態。看護師２名、日曜日はパート看護師まで出てくれて頑張ってくれていた。

一階は

 

これもカルテとの際限ない戦い。それを縫ってパソコンシステムの結線、調整などを行ってゆく。終わればやっぱり9時過ぎになっていた。

11/30(日)、引き続き9時に出勤。まだまだ片付けは続く。とにかく小さく（巾3.9m×奥行き16m)なったので、いくら断捨離をしても、なかなかうまく収まらない。昼過ぎに一度作業を中断して、患者さんが来た事を想定したシュミレーションを行う。その後は各社による取り扱い説明が続き、最後のスタッフが帰路についたのは8時過ぎだったとのこと。毎日妻が差し入れするお菓子と昼食だけで、みなよく頑張ってくれた。

12/1（月）さあオープンだ！

各方面からお花や観葉植物をいただき、小さい風除室が一杯に。

でも受付スタッフは元気一杯！心機一転、頑張ろう！

皆さん、宜しくお願い申し上げます。